絵画運送専用ケースの開発と導入
2016/11/11
絵画運送専用ケースの開発と導入
「平成27年度補正予算 小規模事業者持続化補助金」に採択され、絵画運送専用ケースの開発と導入をいたしました。
遠方のご依頼者様が当社に作品を送る際の大きな悩みが、「傷んだ作品をどうすれば安全に、簡単に運送できるか?!」ということでした。
自前の梱包は面倒なうえに、頑丈な梱包でなければ運送業者さんに嫌がられてしまう・・・。
当社としては、綿密な修復処置をご提案するために、お見積り前に作品現物を拝見したい・・・。
そんな双方の課題をクリアできないかと「絵画運送専用ケース」を、運送業者様、ケース制作業者様【アルミ―ファイブエンジニアリング(株)】と開発しました。
「サイズの異なる油彩画」、「傷みのある油彩画」をケース内でどうやってしっかりと固定するか?が、ケースを設計するうえで最大の難問でした。
いろいろな設計パターンから最良のケースを完成いたしました。
額縁に入っていない裸の作品でも緩衝材が画面に当たることなく、ケース内にしっかりと固定することができます。
もちろん額縁付きでも収納が可能で、0号から25号までの油彩画を運送できます。
アルミ―ファイブエンジニアリングさんにとっては初めての事案でしたが、弊社の細かい要望に根気強く、そして弊社の想像以上のアイディアで応えていただいました。
担当いただいた宮田様、佐野様、技術者の皆様に感謝申し上げます。
アルミ―ファイブエンジニアリング(株):