須藤克明先生から、YeYが教えていただくこと。
2018/07/05
須藤克明先生から、YeYが教えていただくこと。
昨日、額縁の修復のご依頼をいただいていた須藤先生が工房にお越しくださいました。
須藤先生は岡山県内の高校の美術講師で、著書「総合絵画理論 デッサン編:野田弘志・大矢英雄監修 須藤克明著」は、県内のデザイン専門学校で教科書として長年使用されています。
そして、須藤先生の口癖は、
「これ、話し始めたら長いよ~。明日になるかも。いいの時間?」。
「もちろん大丈夫です!!」
ということでこの日は、
『平面(画面)に、うまく、簡単に、複数の物体を配置・デッサンする方法』と、
『並べた色同士に不調和は、そもそもないんだ。色同士を不調和にしている原因は、お互いの面積の違い。』
というお話をうかがいました。
「ちょっと、紙ある?」そう言って、さらさらと、分かりやすく実際に図解しながら。
色の調和の話から、モンドリアンに話が移ったり。脳の話に移ったり。
いろいろな事を教えていただきます。
しかし、一番、私たちが先生から(先生には内緒で)教えていただいている事と、これから目指す事。
美術について話すときの子供のような笑顔と、須藤先生のこの本の「おわりに」がすべてかもしれません。